○1948年・イタリア・監督:ヴィットリオ・デ・シーカ○
(ネタバレあり)
タイトル通り自転車を盗まれてしまう話。・
失業中で2年待ちでやっと仕事が決まったのに、その仕事は自転車がないとできない仕事で
そのチャンスを逃したくなくて自転車を持ってないのに引き受けてしまう。・
なんとか自転車は手に入れて、ポスター貼りの仕事を始めるが
仕事中に何げに止めた自転車を盗まれてしまう。・
追いかけても見失って、警察に言っても相手にされずとにかく息子を連れて
犯人を探すお話。・
自転車なんて無くなればすぐ買いかえれる今の時代とのギャップに
少し不思議な気持ちになったり、せつなくなります。・
盗まれた方も盗む方も周りの人も自転車泥棒で大騒ぎになる位なのに
この時代には鍵をかける習慣がなかったのかなぁとか色々気になっちゃったけど
父親の自転車泥棒を探す意気込みとアグレッシブさに私は応援したくなって観てました。・
結局、最後は追い詰められてとんでもない行動に出ちゃうんだけど
親子2人で帰っていくシーンが心に残りました。。。
PR
● この記事にコメントする