○2002年 (スペイン) 監督:ラモン・ササール○
【ネタバレあり】
『靴の数だけ人生がある』というコピーがついていたこの映画*
靴についても色々感じる事もあったけど
レイレ(ナイワ・ニムリ)がほんとかわいかったぁ。。
高級靴店で働いているレイレは、靴のデザイナー志望だったのに
忙しい毎日の生活の中で時間を理由に夢を忘れていく。。。
その為にぽっかり空いた心の穴を埋める為に
お店の靴を無断で借りて、クラブに踊りに行っていて
同棲している恋人は自分と別れたがっているのに
必要以上にその人にも執着していたりして。・
それで彼が出ていく時に、レイラは昔自分が書いたデッサンを見せられて、
『失くしたのは時間ではなく、情熱だ』と言われちゃって。。。
彼がレイラと別れたがっていた理由は他の事が原因だけど
きっと彼は夢を追っていた頃のレイラの事、大好きだったんだろうなぁ…
人は大切なものを失った時、何かに依存して心の穴を埋めそうとする。・
それは買い物だったり、男性だったり、アルコールだったり、
人によってその現れ方は色々だと思うけど
私はなんだろう。。??ってちょっと考えたりして、、
そういうその人の生活や内面的な事と靴がからんでいて
いろんな意味ですごく考えさせられた映画でした。・
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